禅の精神を鍛えるエイムシナリオ3選

エイムにおいて―というより、勝負事の万事においてメンタルは重要だ。両者拮抗したまま迎える最終ラウンド、味方が全滅してただ一人残された状況、マガジンに残った最後の一発で狙うヘッドショット、ランク昇格がかかった大一番、負けたら終わりのトーナメント、これで負けたらもう優勝する機会ないだろうなと自嘲しながら秋葉原に向かう朝、観衆の注目を浴びてプレイする一発勝負…そんなとき、普段の何気ない一発を出せたら、どれだけ気が楽だろう。

いかにすごい選手でも緊張するらしい。適度な緊張がパフォーマンスを向上させる話も聞いたことがある*1。ということは、緊張を避けるのではなく、緊張との付き合い方を学ぶしかないのだろう。練習は本番のつもり、本番は練習のつもりで。

そこで、今回は KovaaK's のシナリオの中でも、緊張感に対するメンタルコントロールを学べそうなものを三つ紹介したい。

(リンクをクリックすると KovaaK's が起動し、該当のシナリオ実行画面に遷移します)

1wall6targets small NeverMiss

静止した小さいターゲットを狙うシナリオ。ただし、一発でもミスした時点で大ダメージを受けてチャレンジが終了する。一度のミスが命取り。

スコアが伸びるたびに緊張感も高まるシナリオ。必然的に正確性が求められるので、ゆっくり丁寧にエイムを練習することにも繋がる。

ターゲットが動かないので、遠慮なく慎重にやればミスすることはない。しかし、それがかえって自己責任感を強調し、失敗時の悔しさに繋がっている気がする。そのあたりの心の折り合いをつけるのも修行の一環か。

Bounce 180 NeverMiss

こちらも先ほどと同様、一度でもミスした時点でチャレンジ終了。ターゲットが跳ねながら動くため、より難しい。

他にも、シナリオブラウザで「NeverMiss」を検索すると、ミスが許されないシナリオがいろいろと出てくる。Bounce 180 NeverMiss は程よい難しさであるが、中には容赦のない動きで避けてくる難しいシナリオもある。興味があれば挑戦してみてほしい。

Throbbing Flick

これは自分が設計したシナリオ。緊張感への対処がテーマ。SteelSeries Aim Master 日本選手権での体験と反省が活かされている。

序盤は腕を活発に動かせるものの、終盤は小さいターゲットだけになるため、そのギャップで緊張感を再現しようという試み。ミスするたびに体力を減らす仕組みも導入し、より緊張感を高めている。

以上、いろいろ紹介してみたものの、緊張する場数を踏むのが一番な気がする。本当はもっと大会があるといいんだろうな。競馬みたいなノリで、年に一度開かれる大会が52種類くらいあれば、同じ大会への再挑戦に一年を要する一方で、一週間待てば別の大会が始まる形になり、緊張感と場数を両立できそう。究極的には、大会の開催こそが最大の練習なのではないか(このタイトルで書き始めてこんな結論でいいのか)。