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競技エイミング・FPS/TPS ゲームに関することや取り留めの無い日記など

無料の AIM 練習ゲーム「Aimtastic」が熱い

Aimtastic は 1 月 29 日に Steam でリリースされた AIM 練習ゲームである。無料ながら丁寧な作り込みで、レビューは高評価が多数を占めている。ダウンロード数も順調に伸びているという。

最近は Aimtastic の的撃ちにハマっている。AIM 練習系のゲームが他にもいろいろある中で、なぜそこまで Aimtastic に熱中しているかといえば、ゲーム内に導入されているリーダーボードによるところが大きい。Steam のリーダーボードシステムに対応していて、世界の中での順位、自分のスコアに近いプレイヤーの順位、フレンドの中での順位をそれぞれ確認できる。こういった仕組みがないゲームにおいては、同じ道を探求する人々の現スコアを見たければ SNS や動画サイトを検索して探さなければならなかった。 Aimtastic ではそのような手間はなく、日々他のプレイヤーの動向をチェックできる。

的撃ちの種目は充実しており、フリック AIM を鍛える種目、 トラッキング AIM を鍛える種目、 移動しながらの射撃や反応速度を競う種目が用意されている。それぞれの種目と設定ごとにリーダーボードが用意されているのでやりがいがある。挑戦を繰り返すうちに自分の強みや弱みが分かってきて、さらなる改善の足掛かりにできる。

記録更新の熱量は凄まじい。やっとの思いでリーダーボードに入り込んでも、翌日には記録が更新されている。自分が寝ている間にも、地球の裏側では誰かが研鑽を重ねているのだ。競技エイミングの醍醐味はここにあるのかもしれない。

現在はアーリーアクセスのため、スコアの統計など実装されていない機能がある。とはいえ、すでに様々な機能が実装されており、今からでも十分楽しめる。以下に簡単なセットアップのガイドを記したので、参考になれば幸いである。

Aimtastic の導入

Aimtastic は Steam でダウンロードできる。現在は無料である。

起動時に「Exclusive Fullscreen」でプレイするかどうかを尋ねられる。これはウィンドウモードとフルスクリーンモードのどちらで起動するかを選べるものと考えて差し支えない。「Exclusive Fullscreen」で起動すると若干 fps が改善されるので、特に理由がなければこちらでプレイするのが良いだろう。

読み込みが終わると、直近の更新内容が書かれたパッチノートが表示された画面に移る。右の方にスコアのチャートが見えるが、まだ機能は実装はされていないようだ。各種設定は画面上部のタブにある「Options」から行うことができる。

トップ画面引用:Aimtastic on Steam

「Options」はさらに6つのタブに分かれており、「Game」「Input」「Graphics」「Crosshair」「Audio」「Wizards」がある。この記事では、主に設定が必要になる「Game」「Input」「Crosshair」について紹介していく。

「Options」内「Game」画面引用:Aimtastic on Steam

「Game」では主にゲーム内マウス感度と FOV の設定を行うことができる。マウス感度は複数のゲームに対応した項目が用意されている。CS:GO や Overwatch、PUBG といったゲームを既にプレイしているのであれば、それらと同じ感度・FOV の設定でプレイするのが良いだろう。これら以外のゲームから来たプレイヤーは、mouse-sensitivity.com で先ほど列挙したゲームにマウス感度を変換すると良い。

FOV の設定は水平と垂直の両方に対応しており、「Horizontal/Vertical FOV」の ON/OFF で切り替えることができる。主にプレイしているゲームと同じ方式に合わせるなど、利用しやすい方を使うと良い。

このゲームは「Secondary Fire」キーを押すことでズームすることが可能で、「Zoom VFOV」の値を変更することによってズーム時のFOVを調整できる。初期設定の 30 が Overwatch、30.5 が CS:GO の一段階目ズーム、 7.51 が CS:GO の二段階目ズームに相当する設定だという(Aimtastic の Discord における開発者の解説より)。

「Use Relative Zoom Sensitivity」は初期状態では ON になっており、ズーム時のマウス感度の値を通常時のマウス感度に対するパーセンテージで設定することができる。こちらも利用しやすい方を使うと良い。通常時とズーム時でモニター上の距離とマウスの移動距離の関係を同期させたい場合は、計算して調整する必要がある。その場合も mouse-sensitivity.com が役立つだろう。

「Options」内「Input」画面引用:Aimtastic on Steam

「Input」ではキーバインドの設定を行うことができる。このゲームは3D空間内で動き回れるため、射撃やズームだけでなく、移動やジャンプといった項目がある。「Ability 1」という項目もあるが、こちらはまだ実装されていないようだ。今後、なんらかのアクションが導入されるのかもしれない。「Reset」は射撃をリトライするためのキーである。序盤で早々にミスしてしまった場合など、スコアアタックの際に使うと便利なので、押しやすいキーに設定すると良いだろう。

「Options」内「Crosshair」画面引用:Aimtastic on Steam

「Crosshair」ではゲーム内で使用する照準の設定を行うことができる。照準の色は初期設定では白色なので、緑色などにしたい場合は「Crosshair Color」と「Dot Color」を変更しよう。なお、「Crosshair Thickness」「Crosshair Outline Thickness」「Dot Size」「Dot Outline Thickness」をすべて 0 にすることによって、照準を非表示にすることができる。照準なしでの射撃を練習に取り入れる場合はそのような設定をすると良いだろう。

ここまでで、ゲームをプレイする上で必要となる設定は完了した。あとは実際にプレイして技量を磨いていくだけだ。画面上部のタブから「Play」をクリックすると、各モードの名称が一覧で表示される。

種目一覧画面引用:Aimtastic on Steam

「Flicks」には腕の振りによってすばやく的へ照準を合わせることが求められる種目、「Tracking」には動き続ける的へ照準を合わせ続ける種目、「Other」には3D空間を動き回って的を撃つ種目と反応速度を計測する種目が用意されている。

リーダーボード画面引用:Aimtastic on Steam

種目を選択するとリーダーボードと種目の設定が表示される。的のサイズや出現速度などといった設定を細かく調整することが可能であり、リーダーボードは設定ごとに用意されているため、初期設定だけでなく各々が好む設定で順位を競うこともできる。「Apply」をクリックすると3D空間内の視点に操作が移り、実際に射撃して種目を遂行していくことになる。記録更新を目指して頑張ろう。

リーダーボードはやりがいではあるものの、じきにバグや不正行為によって機能しなくなるのではないかという懸念の声がコミュニティでは挙がっている。実際、「Assault Course」という種目はバグがあったらしく、リーダーボードの上位は極端なスコアになってしまっている。結局今までのように、SNS や動画サイトを検索して記録を追いかけざるを得ない日がやってくるのかもしれない。とはいえ、Steam のリーダーボードはフレンドの順位を表示できるので、信頼できるフレンドとの競争や自己ベストの追及をする分には楽しめると思う。いずれにせよ、練習に取り組んでいるのは自分一人ではないことが分かるというのは大いに勇気づけられる体験であった。無料ではあるものの、むしろお金を払いたいと思う出来である。ぜひ一度やってみてほしい。