I'm pleasewait

競技エイミング・FPS/TPS ゲームに関することや取り留めの無い日記など

沈黙

自分は会話が上手い方ではない。当たり障りのない話題を一通りこなしてしまうと、すぐに話すことがなくなってしまう。やがてその場は静まり返る。何か話さなければならないという重圧が増していく。しかし、いくら思案しても打開策は見つからない。すでに済ませた話題が、ぐるぐると脳裏をよぎるばかりである。それはもうやったではないかと、自問自答を繰り返していく内に、時は流れる。結局、沈黙し続けることしかできない。

 

何とかせねばなるまいと焦燥に駆られる一方で、自分は沈黙に対して楽観的でもある。別に、話すことがないならそれでいい。話題が浮かんだら話せばいい。血眼になって取り組むことでもあるまい。一緒に居る時間のすべてが話題に満ち溢れていることの方が珍しかろう。一種の休息時間と考えればいい。頭の中でいろいろ考えるのもいいし、相手との時間をゆっくり楽しむのでもいい。沈黙を一緒に楽しめる間柄こそ、互いに遠慮のない打ち解けた関係といえるのではないか。

 

しかし、それはあくまでも自分の話である。自分が一向に構わなくとも、相手が同じかどうかは分からない。会話を重ねて親交を深めるというのなら、それに応じてあげたいと考える。悪意があってわざと黙るわけではないのだから。ゆえに、重圧を感じてしまうのである。もっとも、人の本意などいくら予想しても分かるものではない。自分が勝手にハードルを上げて、勝手に重圧に押しつぶされているだけなのかもしれない。確かめてみればいいだけの話ではあるが、沈黙していても構わないかなどと聞くのもおかしいような気がする。

 

何らかの形で好意を伝えてあげれば、険悪な雰囲気を出すことなく済むであろうか。同じ沈黙であっても、険しい表情をたたえて睨み付けているのと、笑顔で悠々としているのでは、その意味合いが違ってくることだろう。諸々の事情によって沈黙に甘んじてしまうことになっても、表情や身振りで相手とのやり取りを続けていけば、少なくとも、拒絶の意や悪意の類を誤解させずに、相手と過ごす時間を楽しめるようになるのかもしれない。

 

相手も自分と変わらないのだと思うと、気が楽になる。自分が重圧を感じたように、相手もまた、自分に重圧を感じているのかもしれない。黙っているからといって、怒っているわけでもつまらないわけでもないのだ。そういうこともあるかもしれないが、それが全てではない。そんなに怖がらなくていいのだということを伝えたい。しかし、思っているだけでは伝わらないのかもしれない。その辺りをうまくやれるようになりたい。